第41回 西日本学生ホッケー選手権大会

<予選プール展望>

聖泉大学が予選を戦うAプールでは、春季リーグ戦1部4位の聖泉大学、2部3位の和歌山大学、2部4位の京都大学の3チームで繰り広げられる。聖泉大学は個々の能力が高く隙のないチームである。MF迎慶介(4年・川棚・長崎)を中心とした巧みなパスワークFB松本謙人(4年・門川・宮崎)のフリックを武器にプール1位、決勝トーナメントでの上位入賞を狙う。PCでの豊富なバリエーションと決定力には目が離せない。予選を突破すると、Bプール1位には、おそらく関西学院大学がくることが予想される。近年互いにライバル関係もあり、この一戦が今大会の一番の目玉となるカードだ!


<試合日程&結果>

 

日付 会場 時間 対戦相手 スコア  得点者  アシスト者 
8/21(水) 舞洲 14:30 和歌山大 12-0

松本3、樋口2、市岡2

金丸、松岡、越智

鈴木、迎

高田2、中島2、迎

松岡、小野木、齋藤

鈴木、金丸、越智 

8/23(金) 舞洲 12:50 京都大 4-0 樋口2、小澤、松本

中島、齋藤、小野木

8/24(土) 親里 14:30 関西学院大 3-2 小野木、松本、齋藤 松本、迎、中島
8/30(金) 親里 14:30  天理大 1-3 越智 津田 
8/31(土) 柊野  9:00 福井工大 3-2 津田、松本、齋藤 高田、中島、樋口

西インカレが終了! 関西5位でインカレ出場が決定!

<最終順位>

 1位 天理大学

 2位 立命館大学

 3位 朝日大学

 4位 東海学院大学

 5位 聖泉大学

 6位 福井工業大学

 7位 甲南大学

 8位 関西学院大学


<H25 西インカレ戦評>

8/21 第1試合 vs和歌山大学 ○12‐0

試合は和歌山大学のセンターパスにより開始された。

開始早々から聖泉大学がペースを握り、♯18樋口の見事なドリブルから先制点を奪う。その直後♯14迎の打ち込みを♯17越智がタッチで合わせ2点目を奪う。さらに前半14分相手のビハインドからボールをカットし♯23鈴木がそのままゴールを決め3-0。和歌山大学も打ち込みからPCを獲得する。しかしこのピンチを♯1大西を中心とするDFが得点を許さない。聖泉大学も前半27分に♯17越智の打ち込みに♯9松岡がタッチシュートを決め4-0。その1分後またも♯9松岡がこぼれ球に素早く反応し5-0。 前半34分には♯15市岡がゴールを決め6-0でぜんはんを折り返した。

後半は聖泉大学センターパスにより試合が開始。後半1分♯17越智のパスか♯18樋口がシュートを決め7-0。その直後後半2分聖泉大学がPCを獲得。これを♯3松本がフリックで決め8-0。続く後半14分♯3松本のシュートが決まり9-0。和歌山大学もサークル付近まで迫るも聖泉大学の固い守備により得点できない。後半18分♯15市岡がリバースシュートを決め10-0。後半21分にも♯3松本が獲得したPCをフリックで決め11-0。その5分後にも♯14迎のヒットシュートが決まり 12-0となる。

このまま試合は終了した。終始ゲームを支配した聖泉大学がプール初戦を勝利した。

 

(文責:西田・永山)


8/23 第2試合 vs京都大学 ○4-0

曇り空の中、互いにボールの競り合いで始まり、その中3分、聖泉大学3番松本選手がサークル内で一人で突破していき、ゴールで一点先制、1-0となる。10分京都大学がPCを獲得するもそのチャンスをものにできず、得点ならず。その後聖泉の攻撃へと変わり、12分、2番毛塚選手のアシストに19番小澤選手がタッチし追加点。2-0となる。26分、聖泉大学がPCを獲得し、21番齋藤選手の打ち込みに18番樋口選手がタッチし、ゴール。動きのなかった流れを断ち切り追加点を挙げ、3-0で聖泉大学がリードを広げる。京都大学も攻め、30分にPCを獲得し、チャンスを作るも、聖泉大学1番、大西選手の好セーブにより、なかなか得点できず。お互い攻め続けるが、DF陣が手堅く守りゴールを許さず、3-0で前半終了。

後半開始早々、39分、聖泉大学18番、樋口選手が強烈なヒットシュートを放つも枠を外し、得点ならず。互いに譲らず、得点を許さない。3-0で聖泉大学が優勢のまま試合は進んで行く。京都大学も44分にPCを獲得するが、得点には繋がらず。聖泉もカウンターなどで、得点チャンスを作るも、京都大学のGK津江選手を中心に硬い守りで、得点を許さない。その動きのない流れの中、聖泉大学が62分、18番の樋口選手が、サークル内でボールを自ら運びリバースで、シュートを放ち、ゴールネットを揺らす。4-0となる。 そのまま互いに守り抜き、試合終了。4-0で聖泉大学が勝利した。

(MY HOCKEYより抜粋)


8/24 決勝トーナメント vs関西学院大学 ○3-2

西日本インカレ決勝トーナメント一回戦が親里ホッケー場で行われた。相手は春季リーグで引き分けてる関西学院大学!春季リーグで引き分けてるだけで勝ち越していきたいところ。関西学院大学のセンターパスで試合が開始した。

序盤は聖泉大学ペースでパスを上手く回してゲームを展開する。5分に聖泉大学が流れのつかみPCを獲得する。これを#5小野木がタッチシュートを決め、先制。一方、関西学院大学も聖泉ゴールに攻め入るが、固いディフェンスを崩すことができない。10分に関西学院大学が決定的なチャンスを作るが、#1GK大西のファインセーブがありこれを防ぐ。その後もお互いに譲らない時間が続く。18分に関西学院大学にPCを決められて1-1となる。その後も攻め入るが点は動かず、前半を折り返す。

聖泉のセンターパスで後半がスタートした。後半も攻守の切替が激しい試合が続く。先手を打ったのは聖泉大学だった。41分にPCを獲得し、これを#3松本のフリックが右上に突き刺さる。勝ち越しに成功した勢いにのり、47分にもPCから#21斎藤のフリックが右下に決まり、点差を広げる。一点を追う関西学院大学はパスでチャンスを作るが、得点する事ができない。後半終了間際に関西学院大学がPCをとるが、聖泉の硬い守備が得点を許さない。68分に混戦の中から決められるが、そのまま試合が終了して3-2で一回戦を勝利で収める事ができた。

 

(文責:金丸 佳祐)


8/30 準々決勝 vs天理大学 ●1-3

雨の降る中、第41回西日本学生ホッケー選手権大会、天理大学対聖泉大学の試合は天理大学のセンターパスにより、試合が開始された。序盤から天理大学が攻め続けるが、なかなか攻めきる事が出来ない。そんな中、前半15分聖泉大学がパスで上手く天理大学DF陣を崩し、サークル内に入り9番がシュート、GKがはじくものの17番がリバウンドを押し込み先制点を手に入れる。その後は、天理大学が人数を掛けて厚い攻撃をするものの聖泉大学が粘り強い好守備を見せ、得点を許さない。給水タイム後も、両チーム激しい攻防が続き互いに流れを譲らないまま、前半戦が終了する。

聖泉大学が一点リードのまま、聖泉大学のセンターパスにより後半戦が開始される。開始直後、天理大学が聖泉大学のボールをカットし16番にパス、左から飛び出してきた6番に上手くショートパスを合わせ、6番がスィープシュートをゴール右上に決め同点とする。そのまま、天理のペースで試合が進む。6番がライン際から攻め、後半6分にPCを取得。2番がフェイントで19番にパスし、サークル内で聖泉大学のDF陣を上手く崩し、15番がプッシュシュートで、ゴール中央上段に決める。その後も、天理大学がスピードのある攻撃を見せ、後半20分にPCを獲得。4番がフリックシュートをゴール左下段に決め、3-1と突き放す。その後も天理大学のペースで試合が進み、3-1で天理大学が勝利した。

(MY HOCKEY より抜粋)


8/31 3位決定戦 vs福井工業大学 ○3-2

福井工業大学のセンターパスにより、試合が開始された。前半7分聖泉大学#11津田がトラップから抜け出し落ち着いてシュートを決めた。前半21分福井工業大学#1安川が冷静に同点ゴールを決めた。その直後、聖泉大学がPCを取得し、#3松本が強烈なフリックシュートを右上に決め、2-1とする。その後たてつづけに聖泉大学が前半24分左からのセンタリングを#21齋藤がタッチシュートを決めた。その後福井工業大学も攻め入るがキーパーのファインセーブにより得点することができない。3-1と聖泉大学リードのまま前半戦を終える。

後半に入り41分、福井工業大学がPCを取得したが、聖泉大学の堅い守りに阻まれ得点できず。前半とうってかわって後半は福井工業大学が攻める場面が多く見られたが、得点をすることができず、両者ともに得点のないまま試合が進んでいった。給水タイムの後の後半20分に聖泉大学がPCを取得するも決めることができず、均衡した試合が続いた。聖泉大学は何度も決定的なチャンスを見せるがそれを決められずにいた。遂に後半28分、福井工業大学#1安川が見事なシュートを決め、少ないチャンスをものにした。1点差にまでおいつくも、福井工業大学の反撃は遅く、2-3で聖泉大学が勝利した。

(MY HOCKEYより抜粋)